ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

教員の姿勢

不登校対応に待った無し

我がクラスに、場面緘黙症の子がいる。その子は、不安障害の傾向を強く持っていて、自分から人と関わるのがかなり困難。しかし、周りが興味を示し、関わろうとしてくれるのでなんとか学校に来ている。私は、四月当初から、いつ不登校になってもおかしくない…

支援級への転籍

支援級への転籍。保護者にとっては、重い決断だ。今日、ある担任が、保護者を呼び面談していた。聞いた話だと、支援級に行った方がいいと状況証拠を並べ、強く迫ったそうだ。テスト、ワークシートを見せ、これではダメだと突きつける。点数は一桁。ワークシ…

失敗という体験や経験

教員が成長していくためには、失敗体験が欠かせない。成功体験10回と失敗体験1回では、失敗体験1回のほうが価値が高い時もある。失敗体験は、教員の第六感を鋭くさせる。そのような経験が、時として警告として現れ、失敗しにくくなる。ただ、教員の世界でも…

チームワークを高めるには

学年が1年間安定できるためには、学年の先生方のチームワークが欠かすことができません。私も曲がりなりにも五年ほどの主任経験がありますので、チームワークの重要性を痛感しています。特に、初任から四年目までと組むときには、重い仕事は私が全てやってい…

楽するか?イバラの道に行くか?

楽するか?イバラの道に行くか?全ての人がとは、言いませんが、ほとんどの人が一度は選択を迫られたことあると思います。私が初めてそういった選択を迫られた時は、異動して6年を持つということでした。教員6年目の事でした。前年に6年を持っていて、いいク…

ベテランと若手が噛み合わない。

久々の更新。気がついたら一年近く更新していなかった。最近、悩ましいことを書きたいと思う。ベテラン(40代)と若手(20代)が全く噛み合わない。びっくりすることに、意見が合わない。ベテランはベテランで、自分達が言っていることを正しいと思っているし、…

公私混同をしてしまうと…。

教員の精神状態についてのお話を一つ。 「家庭がうまくいかない」「彼女に振られた」「自分の子どもに手がかかる」「体調が悪い」など仕事と関係ないところで精神状態が悪くなることってありませんか?教員も人間ですから、仕方がないときもあります。 自分…

技術ではなく、心で勝負。

最近、コーチングの本を改めて読んでいるとやっぱり「いいな」って思うことが多い。子ども達にとって大切なのは、「やってみようかな」「挑戦してみようかな」などと思わせる言葉をいかにたくさんかけるかだと思います。 でも、そういう言葉がけって心の底か…

見栄や功名心

自分のクラスを良く思われたい、自分の学級経営を認められたい。しいては、学校一のクラスにしたい。 教員ならだれしも持っている感情だと思う。 教員という生き物は、一番になりたい、また、自分のしていることが最高だと思っている人が本当に多いと思う。…

子どもと闘うこと

日々、子どもと「格闘」だと言っている同僚がいますが、自分は「格闘」というのが好きではない。 なんか、戦うみたいで、イヤですね。 本当は、子どもとチームを作る、ともにやって行くという感覚でなければいけないといけないと思う。 自分もかつて、子ども…