ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

原則を踏み外すな

7年前の失敗の話。 前任校に異動仕立ての1年目。 飛び6。(異動仕立ての6年担任) 状況は、2年生から5年生まで必ず1クラスは、学級崩壊。一緒に組んだ人は、私が来る前に、学年の子供を操作して、きつい子、グレーの子、親が厄介な子を全て私のクラスに入れ…

自分を支えてくれた曲

この時期になるといつも思い出す。7年前の苦い思い出。学級が転覆しかかり、クラスの子供達と全面対決の連続。まさに戦争。歯を食いしばって気力だけで職場に行っていた。嵌められた1年間。同僚達は敵、保護者達も敵、子供達も敵。誰ともチームが組めない中…

雨の日のクラブ活動

今日は、今年度最後のクラブ活動。しかし、雨でグランドの状態が良くない。よって教室での活動となる。外クラブの宿命か、天候には勝てない。 中での1時間、人数は45人。多過ぎ。だから、なんもできないので、北京オリンピックのリレーの動画を見せる。だい…

ノープランの先に待つもの

本校の初任の話。基本全てがノープラン。クラスで揉め事があった、トラブルがあったなどで保護者と連絡を取る時も、鉄板のノープラン。だから、電話で全く伝わらず、次の日炎上の連絡帳。これを1年間繰り返している。周りから「ノートに要点を書いてまとめて…

知らないことのまずさ

先日、私が所属している民間の研究会の会合があった。会長から最近の教育の動向を聞く。1 2014年に特区法改正により、自治体が国家戦略特区に認定されれば、公設民営学校の設置が可能となること。2 ある県のある自治体(学力テストその県内ワースト)では、…

不易な学力

指導要領改正をする度に、必ずアドバルーンがあがる。それが流行となって、いろんな学者がこぞって自説を提唱する。しかし、考えて欲しいことがある。改正では、全てが新しくなるわけではなく、変わらない不易なものある。しかし、みんな、流行を追いそうい…

不登校対応に待った無し

我がクラスに、場面緘黙症の子がいる。その子は、不安障害の傾向を強く持っていて、自分から人と関わるのがかなり困難。しかし、周りが興味を示し、関わろうとしてくれるのでなんとか学校に来ている。私は、四月当初から、いつ不登校になってもおかしくない…

漢字テスト二周目

学年末になってきた。我がクラスの恒例行事。漢字テスト祭り。私は、12月で新出漢字を終わらすので、1月からは、火曜日、金曜日で漢字テストを行う。問題は毎回20問で全10回。それが先週で終わった。しかし、できが悪いので、今回、初めて二周目もすることに…

戦略をベースに戦術を考える

戦略は、長期計画。言い換えれば、総合的なもの。戦術は、短期計画。言い換えれば、スポット的なもの。だと、私は勝手に思っている。学級は、常に戦略と戦術を組み合わせながら経営して行くものだと思う。例えば、クラスを規律重視かつ、人間関係重視で戦略…

支援級への転籍

支援級への転籍。保護者にとっては、重い決断だ。今日、ある担任が、保護者を呼び面談していた。聞いた話だと、支援級に行った方がいいと状況証拠を並べ、強く迫ったそうだ。テスト、ワークシートを見せ、これではダメだと突きつける。点数は一桁。ワークシ…

価値がないものに価値付けする

学級崩壊、学年崩壊した後の次の年は、正しいことが全て無価値となっていることが多い。私の今受け持っている学年もその傾向が、強く出ていた。掃除→さぼる、ふざけるのがあたりまえ。給食→マナー悪く食べるのがあたりまえ。口調→友達、教員に粗野なのがあり…