ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

支援級への転籍

支援級への転籍。保護者にとっては、重い決断だ。

今日、ある担任が、保護者を呼び面談していた。聞いた話だと、支援級に行った方がいいと状況証拠を並べ、強く迫ったそうだ。

テスト、ワークシートを見せ、これではダメだと突きつける。点数は一桁。ワークシートは、文字の羅列。

面談の後「もう手に負えない。」「勉強できな奴は支援級にいくしなかいでしょ」と職員室で叫んでいた。

ため息しか出ない。

自分の指導力が伴わないのを、子供の所為にする。教員失格だろう。

障害があるのならそれを考慮して指導していかないと。障害があっても、力をつけることができるんだよ。やり方さえ間違えなければ。

支援級行きの烙印を押して、彼は支援級で楽しく活動できるのだろうか?無理やり行かされたと恨みに思わないだろうか?勇気をくじいて何になるのだろうか?保護者の気持ちを考えたことがあるのだろうか?

情けない。