ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

攻めの特別支援

私の学級は、常に攻めの姿勢。

特別支援についても同じ。

例えば、人の感情が中々理解できないで過去問題行動が顕著な子がいたとする。その子の保護者は、非協力。むしろ、学校に批判的だとしたら?どうするか?

大抵こういった場合は、1年凌ぐ、諦める、事なかれ主義になってしまうことが多いだろう。

私は、こういった子を持った場合、必ず支援まで繋げてきた。

どうするか?

子供達とチームを組み、みんなで底上げしていく。つまり、仲間づくりに力を入れる。

そういった子達は、他者信頼感が弱い反面自己信頼感情が高い。それを逆転させる仕掛けを多く設けること。

我がクラスのテーマは「聴く」

話すことより聴くことに主眼を置く。聴いてもらえた経験は何にも変えがたい経験になる。

だからこそ、授業でも教員が話すのは最低限のみ。

問題行動が多い子も、眼差しを向けてもらえる経験をたくさんすれば必ず変容する。

そして子も変われば親も変わる。

そして、上手くいっている時こそ未来のためにセンター、通級などにつなぐ。

大抵、センターや通級につなぐ場合は、問題行動が酷かったり、担任が手を焼いたりしてどうしようもなくなってからのケースが殆ど。しかし、そのようなケースでは、保護者、子ども共に傷つけてしまう。

支援を進めるときは、上手くいっているときこそ行うのが実は大切なのである。