ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

自信とはどこからくるか

自信とは何か?どこからくるか?

自信は時として慢心になり、足をすくうものである。

しかし、自信がなければ、生き生きと仕事ができないのも事実。自信がない教員は、児童からも保護者からも信頼されない。

私も、自信という名の慢心に痛い目に合わされた経験があるが、正しい自信というか、道を踏み外さない自信は何か?ということを考えてみた。

私は初めは能力が高い人が、自信がある人が多いのかと思っていた。

しかし、そうでもなさそうだ。若手で自信たっぷりの子がいるのだが、失敗ばかりしている。その子は根拠のない自信を持ち、自分の理想が、現実であると思い込んでいるようだ。

もはや、これでは妄想。空虚すぎる。

やはり、正しい自信の持ち方は確固たる根拠があるかどうかにかかってくる。つまり、重厚なバックボーン。

 

しかし、次に自信を慢心にしないためには?という問題が出てくる。いくら重厚なバックボーンがあったとしても、慢心になる奴は必ずいる。

私は、自信を慢心にしない人は目的と行動を絶えず一致させていると考えている。

高い目標や目的を持ちひたすら進み続ける。その歩んできた道のりの長さが、自信となっていく気がしてならない。一つの成功に驕らず平常心で成功を積み重ねる人間だけが真の自信を得られると思う。

斯く言う私も、まだまだその域には到底行き着いていない。些細なことで一喜一憂し、すぐに凹み、気持ちの振り幅が大きい。

修業がたりないと、最近本当に強く思う。