ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

チームワークを高めるには

学年が1年間安定できるためには、学年の先生方のチームワークが欠かすことができません。

私も曲がりなりにも五年ほどの主任経験がありますので、チームワークの重要性を痛感しています。

特に、初任から四年目までと組むときには、重い仕事は私が全てやっていました。酷い時には、主任に加え、学年会計、社会科見学・外部との折衝、行事の計画などすべてやった1年間もありました。

二十代というのは、私もそうでしたがあまり気が利きません。また、すぐに天狗になります。謙虚さも足りません。最低限というか、省エネというか自分のテリトリー以外の仕事を嫌がります。だからこそ、主任として、陣頭指揮を執り、自ら責任をもち、汗をかく姿勢を見せないと、若手が納得しません。その姿勢を見せて初めてガツンと指導することができます。

本校には、主任とドンパチやっている若手がいます。その主任は、若手に対して生意気だと感じ、若手は、主任は文句ばかり言って役に立たないと思っています。典型的にうまくいかないパターンにはまっています。

若手を変えようとするのは、無理ですし無駄です。1年間は、長いのです。上手くやるのも最悪にするのも、全ては主任の力量次第です。思いやりがある人には、十中八九ついてきます。

上に立つもの、引っ張るものは苦しいですが常に見本となって走っていかねばなりません。そういう気概を持ち続けていかなければならないと最近はより一層思います。