ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

教員は、コンテンツ作りが大好き

教員は、コンテンツ作りが大好き。教員にとってのコンテンツとは、教材のこと。つまり、教材作りに使命感をもって行っている教員がとても多いということ。

教員にとっての最大のコンテンツは、教科書。教科書は、読めば読むほどよくできているし、使い勝手が良い。にも関わらず、教員には、既存のコンテンツに頼ることがいけないという変な空気感があり、わざわざ教材開発と称してコンテンツ作りをコツコツとやっている。こんなところに力を入れなくてもいいのではと最近特に思う。

何を言いたいかというと、子ども達に言葉で効果的に伝えるかというデリバリーの力をぞんざいに扱いすぎということ。本来教員は、「伝える」「教える」プロであったはずだ。子どもにとって分かりやすいように教材を使うプロが教員だ。昔でいえば、チョーク一本で勝負するのが教員だったはずだ。

今こそ教員は、伝える力つまりデリバリーの力を伸ばすべきだ。教員として生き残れる活路は、そこにしかない。