学級は、教員の心理そのもの
学級は、教員の心理そのものである。
教員が、寛容であれば子供達は、寛容になる。ガミガミ叱るようであれば、子供達同士でガミガミ指摘し合うようになる。また、教員の体調が悪ければ、学級の空気感も悪くなり、子供達の調子も悪くなる。
10月から11月にかけては、どこの学校も行事ラッシュであろう。計画から指導まで苦しみながら取り組んでいる教員の方も多いと思う。時には、子供達が上達しない、作業が遅い、行事に身が入っていないなど、上手くいかないことでイライラしてしまうと思う。
実はそこが大きな落とし穴。この状態で、行事をこなすと、行事後の11月後半にクラスが落ち着かなくなり、大爆発を起こすこともある。無理をした反動は必ず来る。
教員の心理状態は、隠していても必ず子供達に伝わる。辛い時こそ、上手くいかない時こそ、教員は、浮き足立ってはいけない。心は熱く、頭はクールに。子供達も、辛い時、上手くいかない時の教員の振る舞いを見ている。
こんな時こそ、教員の手腕が試されていると考えた方がよい。