ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

一生記憶に残る年度末

2月28日の首相要請で、私の勤務している自治体も、一気に年度末の様相となった。

今週の火曜日で子供たちとはお別れになってしまったが、最後の日に、サプライズで子供達みんなから手紙をもらった。一体いつ用意したのか聞いてみたら28日の朝と中休みだそうだ。クラスのリーダー格が、みんなに呼びかけて私のために手紙を書いてくれたようだ。

手紙にはとってもいいことがたくさん書かれていて、今まで丁寧にきちんとやってきて良かったなぁとしみじみ思っている。

本当は、この3月を、高学年に向けてしっかり教えることを教えていきたかったのだが、コロナ騒動でそれももうかなわない。

正直、今までやるべき事はやってきたから悔いは無い。が、しかし気持ちのどこかで自分を強制的に納得させている自分がいる。ひょっとしたら、心のどこかで悔いは残っているのかもしれない。

今回の件を、私の師匠に話したら「たらればを言ったらキリがない、気持ちを切り替えて前向きにプラス思考で行きなさい。来年に向けて時間ができたと思ったらよしとしなさい。」とおっしゃっていた。

一流の実践者は、気持ちの切り替えも早い。最悪の事態も、気持ち次第でどうとでも変わると言うことを私に伝えたいのだと思う。そう考えてみると私はなんと三流なのかと思ってしまう。

とりあえず、通知表の最終チェックと、指導要録、出席簿、学級編成の資料作りを行った。特に学級編成は慎重に行わなければいけないと思っている。今年受け持った子たちが、出来る限り安心できるように組んでいきたい。

令和元年度の年度末。一生記憶に残る年度末になるだろう。