職員室の人間関係
職員室の人間関係は、一年ごとにめまぐるしく変わる。特に、管理職が変わればガラッと変わる。
管理職が、よく話を聞き、調整力もあり、人望もあれば、ダメな職員室もかなり良くなる。
逆に、話を聞かず、思い込みで話す、その場の感情で指導するという管理職ならどうだろうか?たちまち職員室の雰囲気は悪くなり、ガタついてくるだろう。
そのような、管理職が着任してきたら、皆失敗を隠すようになる。本音で話さなくなる。うわべだけの話になる。教員間のチームワークも悪くなる。職員室では、誰かを標的にするようになり、絶えず陰で悪口大会。そうなったら、もう、終わりだ。
この構図、お気づきの方も多いかもしれない。まさに、学級崩壊そのもの。つまり、職員室崩壊である。
ではなぜ、このような管理職がいるのか。
管理職としての覚悟がないこと、保身に走ること。全てこれ。
指導主事経験者、文科省帰りの方、国立帰りの方、海外経験者の方、キャリアが高ければ高いほど、保身に走る傾向がある。
責任を取りたくないのなら、管理職なんかなるなと言いたい。自分の事しか考えない管理職ほど、害にしかならない。こうやって、学校という組織が、沈んでいくこともある。