ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

製品がどこにもない

製品がどこにもない。

コロナ騒動が起こって、まず初めに薬局の棚から無くなったのはマスクとアルコールだ。

そして、その次は、ウェットティッシュとトイレットペーパー。この2つは現在回復しつつある。

そして、最近では、ハンドソープや薬用固形石鹸が全く無くなっている。

我が家は、子供がまだ2人とも小さいので、ハンドソープを多用しているのだが、無くなってしまった。

というわけで、昨日仕事帰りに、妻に頼まれて買いに行ったのだが…。近くのドラッグストアの棚は、すっからかんだった。そこで、車でしらみつぶしに片っ端からドラッグストアを回ることとなった。6時を過ぎてからの時間だから、まぁ売っているわけもなく、なかなか困難を極めた。店舗を8件回ってようやくハンドソープの詰め替えが買えた。

かかった時間は、二時間以上。これは世の奥様方は大変だ。実際体験してみて、妻の気持ちがよくわかる。

緊急時は、思考も緊急思考になる。きっと、色々な人が余分に買ってストックしているのだろう。欲しい時に買えないと言うのはすごく不便だが、問題は、人々の中で他者への配慮という視点が、このコロナ問題で希薄化してしまったことだろう。

段々と職員室もチームワークに陰りが見えてきた。管理職は疲労困憊。顔色が悪い。先を読んで準備をしようとする人もいれば、休校が伸びればいいなぁとのんきに言っている人、様々になってきた。今週から、在宅勤務が認められたので、職員室には10人もいない。

こうやって、職員室も希薄化していく勢いだ。

こんな時こそ、繋がりを持てる何かが必要だ。幸い我が学年は、zoomやラインで会議をできるように手はずを整えているが…。そこまで考えが及ばない人々は、かなり大変だろう。

ハンドソープが、無い体験から、色々なところに考えがおよび過ぎてしまったが、いつでも頭はクールに、心はホットに生きていこうと思っている。