働き方改革とは言うが…
昨日、休日出勤していた職員が多くてびっくりしたが、そもそも、事務作業をする時間が勤務内にとられていないのが問題。
私の自治体は、所見欄の量が多く、1人分は低学年は約400文字。中学年は総合と合わせて約500字、高学年は総合、英語合わせて約600字となる。
1学級35人だとすると、低学年担任だと1学級約14000字。中学年担任だと約17500字。高学年担任だと約21000字を書くことになる。
私の大学の卒業論文が15000字だったので、これが年間2回分となる。正直すごい量だ。
所見欄は、自治体ごとに違っていて、少ないところは1人分が200字程度のところもあり格差が激しい。
名古屋市のある学校では、所見が年1回になったところもある。
働き方改革と叫ばれているが、地域によっては、業務内容に手をつけずにやっていこうとしている流れも見え隠れしていて、非常に解せないことが多い。
国は、地方自治体の教育委員会を統括する身でありながら、責任を放棄し、働き方改革をそれぞれの地方自治体に丸投げしている。
それに加えて、英語、プログラミング、道徳と増やすものだけ増やし、業務内容をさらに増やす。増やした分は、減らさず現状維持。
こんな馬鹿な文部科学省なら、私はいらない。必要ない。現場の足を引っ張り、リーダーシップが取れないなら、害悪でしかないので退場していただき、お金や権限を地方に渡していただきたいものだ。