今年度が終わろうとしている。
今年度が終わろうとしている。
今年は、今までの教員経験の中で一、二を争うぐらいのキツイ一年だった。
支援級のきつい子を全て私に担当させる、支援級主任のズルさ、交流級の特別支援への無理解、式典のキャップ、慣れない支援級の動き、教頭のパワハラ、によるストレスで6月に体を壊し、療養休暇を考えるところまで追い込まれた。
正直、この頃は、何で支援級担任することを引き受けてしまったのかと心底後悔していた。通常級担任なら、ここまで追い込まれることはなかったという気持ちで一杯だった。
しかし、その後初めて分かるのだが、支援級の子どもは、担任との関係を作るのに時間がかかる。夏休みを経て9月ぐらいになると、指導もうまく行くようになった。
それに加え、支援級の流れにも慣れ、交流級との関わりもうまくいきだし体調もかなり改善できた。
式典まで凌ぐと、教頭のパワハラも消え、すっかりノンストレス状態になった。
追い込まれた時は、全て処理しようとするのではなく、1つ1つ、やれることをやるということが大事だ。あと、気持ちを切らさずに凌ぐこと、凌いでいれば必ずトンネルは抜ける。
正直、来年また支援級やりたいなという思いがある。過去の支援級担任がどうすることもできなかった難しい子どもが、今年はぐんぐん伸びている。それを見たら手放すのが惜しくなった。また、支援級にきて新しい指導実践を得ることができた。
何より、私自身が成長できているという実感が持つことができた。
イバラの道、自分に厳しい道を選択して本当に良かったと思った。これからも、そうしていきたい。