ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

一年間が終わった。

平成24年度は、いままでの中で三本の指に入るぐらいしんどい一年間だった。

初めての学年主任で、崩壊あとの学年を持ち、おまけに、隣のクラスの担任が四月の中旬で療養休暇をとるという最悪のスタート。幸い残ったメンバーとのコンビネーションが日に日に良くなった&教務主任が担任を代行してくれたからなんとかやりきれが、人事の不正や学校体制の不備で本当に一年間憤り続けた。

他にも、六月ぐらいまで続いた保護者からの心無い中傷や冷めた目が非常に辛かった。クラスが日に日に良くなっていったことや、学力がかなり向上したため後期には、そういう声は一掃されたが、やっている事や物事の本質を見抜けない保護者や、うわべだけ、体裁だけ取り繕う事しかできない保護者、自分の子どものことしか考えない保護者が本当に多くいまだに私は自分の働いている地域をひどく軽蔑をしている。 うちの教員の質もたしかに低下している。しかし、そこには、地域性が嫌で良い先生が三年とか短いスパンで出てしまい結果、悪い先生が残るという悪循環におちいっているからだ。 自分は、転勤は二度経験したが、三年経つのに未だ職場を好きになれない。つまり、愛校心がもてないのは初めてだ。 もう少し、保護者や地域の人たちも口をだすだけではなく、汗をかいたらどうだろうか?うわべだけのPTA活動ではなく、本当に学校のことを考えて活動すべきであろう。 そうでなければ、いずれ近い将来その報いは自分の子どもへと返ってくることを肝にめいじておくべきだ。