ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

学校現場で行われている研究授業の意味が失われている

学校現場で行われている研究授業。当たり前のごとく、行われている研究授業。

自分は、研究授業の意味が失われていると感じている。

学校の研究、研究会の研究を頑張るかわりにそれ以外の授業がないがしろにされている。

子どもが動かないからと研究授業前に隠れの時間を入れてしまう教員も多い。見栄や名誉のために子どもを利用しているのだ。子ども達の研究ではなく、研究のための研究。教員のためだけの研究。

そういった姿勢を自己批判せず、体制維持、組織維持のために子ども達を犠牲にしている教員がほとんどだ。

こんなことをしているから、教員はどんどん信用されなくなる。

もう、中身のないお祭りのような研究授業はやめ、通常授業に力を入れるべきだ。

よくそれでは、検証ができないという声もあるが、自分の授業をビデオに撮って見ることで補える。

ようは、モチベーションの問題。人に見てもらえなくとも、自分自身で授業力は高められるし、自分を律していく姿勢さえ失わなければ、研究授業はいらないのである。