ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

スピード感

今年の学年は、ともかくスピード感がある。

組んでいる3人は、5年目、4年目、初任(臨任やってるから3年目)と経験は少ないが、センスが良い。

今回の課題づくりについても、「休校が長引くかどうか分からないが、1ヶ月分作っちゃおーか?」の提案に、「使わなくても、あとで使えちゃうからやっちゃいましょー!」とポジノリなので、今週の頭には全て五月分ができていた。

一昨日印刷をして、本日午前中に綴じ込み完了。

しかし、午後の打ち合わせでアクシデント。

休校が伸びた場合、登校日を設けて取りにきてもらうことに変更になった。しかも、それが12日(遅い!)

我々は、子どもの家に配りに行くのが7日想定だったので、課題がかなり多めになってしまった。

あんまり、子どもたちに負担かけたくないので、「減らそう」と言うと「減らしちゃいましょ!」と嫌な顔せずチャチャか作業して15分ぐらいで作業終了。また、手際がいいことこの上ない。

このコロナ騒動で様々なことが徒労になることが多い。しかし、スピード感のメリットをしっかり理解してくれているので徒労に終わってもみんなポジティブ。切り替えが速い。逆に私が遅く見えて恥ずかしくなる。

学年の機動力のおかげで、7日、8日の準備日に何にもしなくて良くなってしまった。

 

この緊急時は、切り替えやスピード感が生命線。おかげで、ゆったりとした気持ちで帰れた。ありがとうの気持ちで一杯。

こうして見てみると、経験年数なんてゴミみたいなものだ。やはり、人間性なんだよな。特に、こんな時期はより顕著に出てしまうとふと思った。