ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

今こそ、心の転換を

昨日、校長室に入ると、うちのボスの顔色が悪い。あんまり、体調が良くなさそうだ。

我々現場の意見を教育委員会に上げてくれているのだが、暖簾に腕押し状態。

私の勤務している自治体は、とにかく全てが遅い。近隣に追従なので、いつも後手後手。

今は、情報の回りが速いので、保護者にも後手後手なのが伝わる。そして、学校にクレームが入る。基本クレーム対応は、管理職が行なってくれている。私たちの盾となって、見なくていいものを見せないでくれているのだが、流石に今回は様々(ここでは書けない)なことがありすぎた。かなり参っていた。

私から見ても気の毒でなぐらい。

最近、職員室の分断もちらほら見え始めてきた。常に批判ばかりしている若手もでてきた。

だから、私の最近の業務?は、色々な人に積極的に話しかけに行くこと。校長、教頭、教務、若手、ベテラン、人を問わず、暗い話題、仕事の話ではなく、楽しいポジティブな話を仕掛けにいく。するとどうだろう。みんな、表情が和らぐ。

最近、非難のための非難が、横行しているのは、みんな繋がりを求めている負の現れなのかもしれない。

最近話題の自粛警察しかり、ツイッターなどのSNSでやたら絡んでいる方しかり。国会でもそう、安倍晋三首相もたくさんの非難にさらされている。やることなくて、不安で、暇だから、捌け口にして良いわけではない。

 

加えて、非難や批判、否定などネガティブ思考ばかりしていると、脳がそれを覚え、思考がポジティブにいかなくなる。

こんな時だからこそ、自分の行動や言動を振り返って転換するのはどうだろうか。

今は、非難ではなく、共感やポジティブさが求められている。