ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

感染のビッグウェーブ

12月に入って、我がクラスで感染症が流行りだした。しかも尋常じゃない人数がばったばったと休んでいく。その感染症水疱瘡。すごい感染力だ。

兄弟関係から感染した疑いが強く大流行となってしまった。12月の第1週と第2週の間、絶えずクラスの5分の1がいない状態だった。そして第3週。やっと水疱瘡が沈静化したなと思ったら、隣のクラスからインフルエンザが襲来。クラスの4分の1がいない状態になった。学級閉鎖をするかしないかギリギリのところで休みが推移していたので判断が難しく、結局学級閉鎖をしないまま残り2日と言うところまでやってきた。私の計算上明後日には、全員揃う。

絶えず平均6人から7人いなかったので、毎日連絡帳地獄だった。感染症による長期の休みになってしまうと、授業が受けられなくて学力低下の原因になってしまうので、家で取り組めるようなワークシートをその日の教科分を別途作った。おかげで大変な手間となってしまい、定時帰りは夢のまた夢で終わる。

まあ、そのおかげで、休んでる子も無事課題が提出でき遅れが取り戻せたのでよしとしよう。

教頭から「授業きついでしょ。遅れてない?」と聞かれた。取り組みによって授業が全く遅れていないことを伝えると、「感染症でも授業が進む裏技集」とタイトルをつけて本でも書いたらと言われた。

正直そんな本売れねぇだろう。出しても大赤字だ。

ただ、若手が増えてきたので、感染症が出て授業が遅れたときのリカバーの仕方はどこかで教えてあげようかなと思っているのであった。