中堅どころはみんな苦しんでいる
土曜日に、一緒に仕事をしていた後輩とたまたま道で会う。
「最近どう? 」と尋ねたら、「かなりやばいっす。てか、学校に人がいなくて俺、今教務主任なんです。」と返答してきた。彼は私より4歳年下なので、まだ30代前半なのだが、これには、驚かされた。
30代前半で教務主任なんて聞いたことない話だ。これは私の知る限り新記録だと思う。
かつて、私は、30歳で学年主任をやった時、同期に「それはありえないでしょ、ベテラン勢の人たち何やってんだよ。」と同情されたが、それ以上の話だと思う。
教務主任は、主幹クラスの仕事だ。
彼はようやく、10年経験者研修を終えたばかり。これからが楽しい時だ。いろいろな授業実践をしたり、学級経営・学年経営をしたりと力を蓄えていななくてはならないのに…。まだ、自分のことをメインで考えて良いはずなのに…。学校全体のことを一手に引き受ける教務主任をしなくてはいけない彼の状況に、私は深く憤ってしまった。彼が、つぶれないように祈るばかりだ。
しかし、学校の人材不足も来るところまで来たという感じだ…。