「教育委員会、校長はどっちを向いて仕事しているのか?」に思う。
本日の元中教審委員、妹尾昌俊先生の記事「教育委員会、校長はどっちを向いて仕事しているのか?」を読んだ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/senoomasatoshi/20200417-00173818/
ここに書かれていることが、私の勤務している自治体でも実際に行われている。
休校が決まった日に、私は管理職にZoomを使ってオンライン授業やるべきだと進言した。
オンライン授業やらないにしても、8時半に朝の会をするなど子供たちのケアに努めるべきだと言ったのだが、校長から「教育委員会の許可がおりない」「セキュリティー面で何かが起こったら組織全体の問題になってしまう」「私たちの学校独自でやることに懸念がある」他にもあげればきりがないがいろいろな理由で却下されてしまった。
通常の状態であれば、理解ができる。しかし今有事なんだ。有事の状態で通常の対応をしても後手後手なるのが目に見えている。全く教育委員会も管理職も自分たちのことしか考えてない。めんどくさいことが嫌なのか?責任を取りたくないのか?動きが遅い。このままゴールデンウィーク明けから授業が展開できると本当に思っているだろうか?私は絶対に無理だと思っている。だからこそ、休校している4月にオンライン授業できる環境設備や設定、準備、研修を行うべきだと声を大にして言いたい。
今の学校現場の状態では、医療従事者、保育士、福祉従事者などの子供たちを預かって見守っているだけだ。
教育委員会や管理職の人たちに言いたい。この有事の状態で子供たちのために動きたい、なんとかしたいという思いを邪魔しないでもらいたい。
私は、子供のために動きたい現場を妨げる者は「国賊」だと思っている。