いじめ防止対策推進法改正
いじめを放置した教職員を懲戒処分の対象とすると明記した議員立法「いじめ防止対策推進法改正案」が、28日召集の通常国会に提出される。
与野党の賛成多数で可決、成立する見通しだと報道されている。
いじめ自殺が後を絶たない昨今、この動きは致し方がないのかもしれないが、法律でしばらないといけないほど、学校は信用さていないということなのか?なんだか、悲しくなるばかりだ。
私が気になるのは、この法律の「放置」の定義とはなんなんだろうか?ということである。辞書では、放置は「かわまずに、ほおっておくこと」だが、解決できなければ「放置」とみなされてしまうのでは?と考えてしまった。法案自体を見ていないのでなんとも言えないが、学校だけに責任を負わすことに拍車をかけることだけはやめて欲しい。
もし、いじめが解決できなければ「放置」とみなされてしまうようだと、おそらく懲戒処分だらけになってしまうだろう。
万年学級崩壊を起こしている教員にとっては、戦々恐々だろう。なぜなら、学級崩壊を起こす教員は、いじめ事案に絶対に対処できないからだ。
学級経営のできない教員の淘汰は、緩やかだが確実に始まってきているのかもしれない。
日々力をつけないと生き残れない。