ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

勉強せよ!

我がクラスの子供達は、とっても明るく、活発。そして優しい。

本校では、我々の受け持っている学年が1番落ち着いていると評判になっている。

昨年、学年崩壊をしていた姿はどこにもいないと同僚は口々に言う。

日々、「さすがです。」「凄いですねどうやっているんですか?」などと聞かれるが、我々学年団は、「普通です。」「日々を淡々と行っているだけです」と返している。

教員の悪い癖だが、なんでも因果関係で捉えようとしすぎている。全ては相関関係。色々な事象が絡みついて、それらが影響しあい良くなっている。

だから、見えているものが良ければ良いほど、後ろに隠れている仕掛け等は膨大なことに気がつかねばならない。

光村図書の四年生の下に、「プラタナスの木」という物語文がある。内容は割愛するが、そこに出てくるおじいさんが、「木が大きければ大きいほど、それを支える根は、同じぐらい地中に大きく張り巡らされている」という主旨のことを主人公に語りかけている。

これから何が言えるかというと、手法や手立てを真似しても、その根っこにある理論や哲学を理解していなければ決して上手くいくものではない。

だから我々は、チョークを置く日まで、勉強し続けなければならない。

日々学んでいる教員の下には、自然と子供達は集まってくる。

私は、常に学び続けられる人間でいたい。