ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

運動会の指導

運動会の練習もいよいよ佳境に入ってきた。

ここにきて準備不足のために体育を詰め込んでいる学年、子どもがうまく動けなくて怒鳴り散らしている教員が多発している。全く、時間をかければいいというわけでも無いのに…。

指導風景も酷すぎるもので、

「どーして、できないの?」

「何回言ったらわかるの?」

「話聞いているの?」

「いい加減にしなさい!」

などの怒号が飛び交う。もう見ていられない。

子どもが動かないのは、動けない可能性もある。動きが理解できていなければ、できない。

しかし、そういった教員は、指摘すると、

「教えています。」「理解させています。」

「理解力がないんですよね。」「この子達能力無いんですよ。」と、子どもが悪い言い方をする。

子ども達が、動けないのは絶対的に教員が悪い。指導の仕方が悪いんだ。適切な教え方をすれば必ずできるのにそれに全く気がつかない。ポンコツの極み。

もう少し、自分の指導や振る舞いについて客観視したらどうだろうか?動画に撮って見せてやろうかな?と思うぐらいだ。

もとより、客観視できる人は、このような指導はしないものだが…。