ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

委員会活動についての雑感

どこの学校でも行われている委員会活動。中身もどこの学校もあまり変わらないものであろう。計画委員会、音楽委員会、放送委員会、音楽委員会、給食委員会、福祉委員会、掲示・情報委員会、集会委員会、ボランティア委員会、飼育委員会、スポーツ委員会といった委員会で構成されているだろう。5.6年生でメンバーが構成され、月1時間だけ授業時間で設定されていることが多いはずだ。

私は今年は集会委員会を担当している。ここで悩んでしまったのが、集会委員会に来た人たちが初めから嫌々ながら来たと言うことなのだ。4月の委員会開きの挨拶で、半分以上の子が「希望する気はなかったんですけどジャンケンで負けました」「第3希望でした」「あまり興味がないんですがきました」などと自己紹介をしていた。この時は、一体、高学年の先生は委員会についてどんな指導したのか憤ったものだが、半年以上の経験を経てみんな見違えた。

元は受け身だった児童たちも、徐々に全校集会を企画していく楽しさにはまり、図書室に行って調べることが多くなった。

今日あった委員会活動では、12月、1月の集会の企画を立てたのだが事前に全校が動きやすいか、準備がしやすいか、わかりやすいルールか、と言う視点で内容を考えており非常にレベルの高い話し合いになった。本当に、彼らは成長したと思う。残り約4ヶ月。きっと良い集会を考え続けてくれると期待してしまった。

「意思あるところに成果あり」かつて大切な人に言われ胸に刻んだ言葉をふと思い出してしまったのであった。