ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

久々にゆったりした日

今日は、午後何も会議がなく、フリーな日だったので、気兼ねなく仕事ができた。

仕事といっても、クラス環境を整え、レイアウトを変えたり、学年の廊下の整理整頓をしたりと今の子ども達の状況に合わせて改善するといった作業に近いものだ。

普段、授業準備、校務分掌、会議・学年会、文章作成、調査などに追われこのようなところは後回しになってしまっていた。

正直、本当は真っ先にやりたかったのだが…。やっとできた感じだ。

教室環境の乱れは、子供達の心の乱れに直結する。隠れたカリキュラムの研究者である、北海道教育大の横藤雅人先生も警鐘を鳴らしている。

しかし、校内を歩いてみると、整然としているクラスはゼロ。みんな、こういうところまで手が回っていないのだろう。しかし、目先のことだけ取り組んでいれば成り立つほど今の学校現場は甘くない。

ダンボールをそのままにしていても平気。ゴミが落ちていても平気。本棚がぐちゃぐちゃでも平気。そういった教員の姿勢は必ず子供達に伝染する。間違ったメッセージ性と共に。

荒れているクラスほど汚い。これに気がつけば、半分は改善できるのにな〜と感じながら家路についているのであった。