ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

いかなる時でも冷静さは、必要

先週の出来事。

一本の電話が入る。

「先週お伝えした、連絡帳でお話させてもらっていた件どうなってますか?一週間待ちましたが、進展なぜないのですか?」

というものだった。

その子から連絡帳を見せられた記憶がない。

見た記憶がない、どのような要件だったかと問い返すと、

「長い文章で書いたものなのに、見ていないわけがない。先生だって返信されています。」

すごい剣幕で、言われてしまう。

見てないものは、見ていないのだ。

らちがあかないので、連絡帳を持ってきてもらった。

明らかに私の字ではない。子供の字だ。

しかも私の名前の漢字が間違えている。

後に分かったのだが、子供が事を大きくしたくないために自作自演をしたとのこと。

しかし、結果的に初動が遅れ、問題が複雑化してしまった。その保護者にも、時間が経ち過ぎているので、解決は目指すが、ある程度時間がかかること、良くてここまでだろうということを伝えた。

普通なら、子供の字だと分かるはずなのに、冷静さを欠くと人間こうなってしまうんだなと、改めて私も気をつけないといけないと思った。