発達検査法について知識を深めてみた② ADHD、LD編
前回に引き続き。今回はADHD、LD編。
種類は、前回ほどではない。
※ 前回の記事は↓です。
〇ADHDの検査
子ども
①ADHD‐RS
対象年齢5歳~17歳。家庭用と学校用がある。保護者、教員が記入。DSMを基にして作られている。
②CONRERS3
保護者用、教員用、本人用の三種類。DSM‐Ⅴをもとに作られた。「不注意」「多動性‐衝動性」「素行障害(CD)」「反抗挑戦性障害(ODD)」の4スケール。
成人
①CAAR‐S
対象年齢18歳以上。自己記入式、観察評価式の2種類。
②CAADID
ADHD関連症状を調べる面接ツール。
③ASRS
ADHD自己記入式チェックリスト。世界保健機構(WHO)成人期ADHD作業グループにより作成。
〇LDの検査
①LDI‐R
対象年齢小学校1年生~中学校3年生。
②MIM
多層指導モデルMIM
③STRAW
標準読み書きスクリーニング検査。対象年齢小学校1年生~高校3年生。
ADHDの検査ツールは、コーナーズ博士。LDの検査ツールは上野一彦博士のものが日本では主流のようだ。
さあ、次は、その他、情緒−行動系の検査をまとめてみたいと思う。