判断の発達
あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかい うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン
陽気に「あめふり」の歌っていた娘とのやり取り
私「じゃのめってなに?」
娘「う~ん、分かんないな。聞いたことないよ。でも、雨の日だからな~。かさかな?」
私「なんでそう思ったの?」
娘「かあさんが、おむかえでしょ。雨の日ってママがかさもってむかえに来てくれるから、かさなんじゃないかな?」
私「正解!みごと。」
いつの間にか、なかなかの判断ができるようになった娘。
そのやり取りにうれしく思えつつ、ふと、「判断の発達ってどうなっている?」のか気になって調べてみることにした。
軽く発達心理学系の論文を読んでみて総合的にまとめてみると、「4歳児の判断の基準が実際の経験に基づくものであるのに対して, 5歳児の判断の基準は想像や推測に基づいている。 」だそうだ。また、5歳児では演繹的推論、帰納推論、可逆的操作の適用などといった大人が使うような能力も身に着けていく。ということは、5歳という時が爆発的に能力がアップするということなのだろう。
というわけで、6歳になったばかりの娘は、さっきの問題はできて当然であり、私は「親バカだった」というオチで終わるのであった。