他人の真似をするな。自分らしくあろう。
道は開けるの一節。
カーネギーの失敗について触れられている。
ビジネスマンのための話術の本を書こうと思い立ったカーネギーは、様々な著者たちのアイデアを借用してそれを一冊の本に盛り込もうとした。そこで話術に関する本を何10冊も買い求め、それらのアイディアを1年がかりでまとめた。
そこで彼は気がついた。他人のアイディアの寄せ集めは不自然で面白みがなく、ビジネスマンに読んでもらえそうにないことに…。
彼の凄いことは、誰かのコピーではいけないと気がついたところだ。上のレベルに行くには、自分のオリジナルで勝負しなくてはならない。自分が勝ち得てきた、自分が体験してきたもので戦わなければ道は開けないということだ。
彼は最後に言っている。「他人の真似をするな。自己を発見し、自己に徹しよう」と。
この言葉を、深く刻ざもう。