ポレポレ先生の実践日記

小学校で教員をしています。日々の出来事、思いを書いています。

自分の考えを受け入れてもらえるには

職員室の中で、改革派と保守派というくくりで分けるとしたら、私は改革派のほうに入ると思う。

ともかく学校と言うのは、非常に無駄が多い。とにかく会議が長い。金曜日の事だが、会議が終わったのが、18時近かった。内容も、中身も無いただただ無駄な時間が流れていっただけの会議であった。提案者は文章を棒読みし、どこがポイントなのかが全くわからない提案であった。重箱の隅をつくような意見も多く生産性がほとんどなかった気がする。

職員室の保守派、私は無難派とか前例派と思っているのだが、「前例に習え」という悪習は、学校現場を停滞させる1つの原因となっている。行事も然り、児童指導も然り、学校研究も然りである。時代が変わっているのに、こうも中身が変わらないのは甚だおかしいのである。無難もここまでくれば、「難が無い」ではなく「難があることに気づいてい無い」=「無知」なのかもしれない。

まぁ厳しい意見はさておき、自分の考えを受け入れてもらえるためには、相手の立場を理解しながら一緒に並走するような形をとって行かないとまず受け入れてもらえないだろう。良いものを紹介しても、実績を積んでも、その人だから出来るんだと思われてしまったらそこで終わってしまう。並走して一緒に取り組んだ上で無知を自覚してもらう事が、1番なのかもしれない。人に働きかけると言う事は、その覚悟を働きかける側が持っているかにかかっている。